スロヴェニアは四国ほどの国土に2百万の人が暮らす。国土の半分は森林である。リュブリアーナはその首都である。旧共産圏だが、街は極めて近代的なつくりをしている。街の仕組みはイタリアよりもっと優れているかもしれない。道路は広く、クラクションが鳴ることはまずない。市の中央、小高い丘の上にはグラドと呼ばれる城塞があり、街のシンボルになっている。宿泊したアパートは市の中央で便利だったが、少し部屋が狭すぎた。訪れたのは10月の終わりだったが、朝はいつも霧が深かった。 |
そのグラドの下、市の中央を川が流れ、その周囲には旧市街、野菜や果物の青空市場、土日の骨董品などを売るフリーマーケット、教会、レストラン、ファッション街などがたくさんある。人々はとても穏やかで落ち着いて見える。交通システムや公衆トイレもうまくできている。食べ物もとても美味しいし、驚きの連続であった。1週間の滞在であったが、もう一度来てみたいと思った。 2008/10 |