レッチェからだとマルティナフランカで乗り換えて約2時間強、2008年の5月は異常気象でとてつもなく暑かった。Sud-Esto線の車両はまだクーラーの準備ができておらず、空けた窓からの風だけがたよりだ。列車の本数が少ないため、ロコロトンドで下車を諦めて直接アルベロベッロに。ともかく列車の乗換の無駄時間には要注意だ。駅からは坂道を5分ほど登り、十字路で右に教会を見て反対の左に下るとトゥルッリの屋根が見えてくる。途中、道路は朝市が終わりかけ、店じまいを始めていた。 |
既に正午近くなっており、かなり暑い。おそらく日本人の観光客は朝のうちに通り過ぎたことだろう。それでもドイツ人らしき団体が我々の前を歩いていた。通りには有名なマリアさんが待ち構えている。この御仁、白川郷と姉妹都市になっている関係から来日したこともあり、メディアなどでも良く紹介される。地元産の植物で染色した麻のテーブルクロスを購入することとあいなる。お昼はトゥルッリのレストラン「Il Forno di Cristo」でお勧めメニューを頂く。定食のようなものだが美味である。 |