La Brezza Italiana !!
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小さなバルセロナ、Alghero旧市街
 ミラノ・リナーテ空港からAirOne航空(ルフトハンザ系列)の737で、途中、コルシカ島を通過、約1時間でアルゲーロに到着する。コモ、コリコは肌寒い状態だったが、この田舎空港の日差しは強く、燦々という言葉が似合う。アルゲーロは地中海に浮かぶサルデーニャ島の主要都市の一つだ。この島、実は面積は四国ほどあるが、人口が150万人とすこぶる少ない。その上、サッサリカリアリオルビアヌオーロと主要都市が分散しているのでまことに移動が難しい。街からはずれると、山にはオリーブ畑が広がり、牧歌的な雰囲気が漂う島だ。多くを訪れることができず、サルディーニャ島のごく一部のアルゲーロについてしか、書けないのが残念だ。

 14世紀にスペインのカタラン人に占領されてからカタラン語が話されるように、イタリアの街とは異なり、スペインのような雰囲気を漂わす街だ。旧市街はちょうど海に突出したような狭い土地に発達した街で、いたるところに要塞のような塔があり、外敵に備えた島の歴史を物語る。旧市街の狭い道路はほとんどが石畳である。

 港と外敵防衛と市民の生活はまるで寄り添うようであったことを思わせる。この狭い小さな街は豊かな海の幸や珊瑚の宝を糧に実に地味に暮らしてきたのではないだろうか?歴史は紀元前までさかのぼり、フェニキア人やギリシャ人も訪れて、神の足跡という意味の言葉を残し、島の名前の由来を作っている。街に出れば、ローマ人とは異なる黒い髪の彫りの深い顔にで合うが、すこぶる人なつっこい雰囲気がある。

 街を巡回するバスが走っているので、これを利用するのが良いが、なんせはっきりした時刻表がない。30分に1本、あるいは1時間に1本という具合で、実に困る。宿泊したホテル・カラボーナ は街はずれ、街の中心まで毎日20分も歩く羽目に。適当な散歩ではあったが。サッサリ、空港、そのほかの地域へのバス移動は、港近くの街の中央にある市民公園からでている。覚えておくと便利だ。

 そうだ、予約の注意事項、この街のホテルは11月から4月まで閉鎖している。つまり夏のリゾートシーズンだけオープンしている。半年も前に予約を入れたのに反応が鈍く、最後まで心配だった。しかし、予約は念には念を入れて確認するのがよさそうだ。  

 では、旅をする気分でお楽しみ下さい。
イタリア地図はこちらからどうぞ。

スペインのような雰囲気を漂わす旧市街

(maggio, 2002 4 slides) 

 さて、不安なホテルだったが、フロントもサービス精神旺盛で見事なレスポンスをする。 プールもあるし、目の前は海で泳げるし、上出来である。初日は、部屋に入り荷物を整理しているとフロントから電話、 ツインの部屋ではなく、ダブルベッドを用意したが問題ないかと。「問題ないができれば変えてくれ」と言うと、即、隣の部屋に変更してくれた。

 二日目には水道のトラブルがあったが見事に対処、イタリア的ではない?大型タンクのシステム工事のためにフィルタがつまり水が出なくなった。フロントはいろいろ調べて、ちゃんと処置を施した!、見事だ!

 しかし、インターネットのコネクタが無いのには参った。端子のある場所がないかと物色していたら、「何をしているか」と問われた。誰でも使えるインターネット・ポイントがあるのでそれを使ってくれという。まあ、ホテルの設備使用料付の電話もポイントも変わらない。少々高いが、30分、6ユーロ、これを使うことにしたが、キーボードが文字盤が違うので参る。


Algheroの地域サイトリンク

アルゲーロの街と海
(ビデオを高速回線でお楽しみ下さい)