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イタリアのお買い物は楽しい。日本とちょっと違うのは、どこのお店に行っても数多くの商品を展示していない。これは商品を大切にしていることもあるが、店員は言わばコーディネータであり、そういうプライドがあるからだ。単なる売り子ではない。お客様にフィットした商品を探し出すを手伝いをする。お気に入りが店頭になくても希望を聞いて倉庫を探しに行ってくれるからうれしい。 フィレンツェのストール・マンテラッシの靴屋さんへ頼まれものの買い物に行った。marone色のスポーツシューズ、片方しかない。一足揃っていない。いかついイタリア紳士の店員が倉庫まで何ども探しに行くが、一足揃っているのはneroしかないと申し訳なさそう。本店に電話を入れるから夕方また来てくれと告げる。いくと、3日後でないと入荷しない、neroではだめかと食い下がる。嫌みはない。 どこのブランド・ショップも日本人がとにかく多い。時に、嵐のように団体客が押し寄せてくる。確かに安いのでむりからぬが、買いあさるような様はなんとも異様だ。しかし欧州でも定番になっている商品は決して安くはない。特に、フランスなどからの輸入品は高価である。ブランドに目がくらむと誤解する。ミラノの某店で「高い」と若い女性がつぶやいた。 それでもイタリアのデザインはきわめて魅力的なものが多い。お店に入ったら自分の好みをはっきり定員に伝えよう。そうすれば親身になって探してくれる。イタリアのお店の良いところだ。自己主張の見えないお客には店員は対応できない。片言でもよいから言葉を添えれば快く探してくれる。工夫してみたいものだ。 |
では、お買い物をするような気分で上記のリンクからお楽しみ下さい。 イタリア地図はこちらからどうぞ。 このページ! 友達に教えてあげよう! |
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