La Brezza Italiana !!
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アウグスト帝がイスキア島と交換した美しい島、Capri
 アマルフィから約1時間、やや小さめの船に揺られ、ローリングでいささか船酔い気味に疲れ果てたころに島が見えてくる。途中の海岸線のポジターノなどの小さな漁村はとても美しく、また隆起でできたと思われる半島の山並みも穏やかできれいだ。隣の席のアメリカ人のご婦人は船酔いでいかにも苦しそうに終始無言である。一方、イタリア人の観光客のご婦人の一団はみんなでカンツォーネを歌い続け、周りの人から喝采を受けていた。

 カプリへはイスキア島、ソレント、ナポリからも船が出ており、Marina Grande(港)の朝はごった返している。青の洞窟へ行く船への乗り換え、島内観光の小さなバス、タクシで、小さな港の広場は一杯である。波が少し荒かったため青の洞窟はあきらめ、登山電車で山の上の中心街へ、アウグスト公園、トラガラ岬、そして島内の小さな道を歩き回る。どこも観光客で一杯である。中心街はまるでブランド通りを思わせるすてきな町並みである。

 中心街は小さいのですべて歩いていける。起伏の多い坂道を小さなロボカー(電気自動車)が荷物を運ぶ姿が印象的であった。燦々とした太陽の光がまぶしく日差しは強い。ところどころに咲いている小さな花も光に輝いている。切り立った崖が多いこの島は岩石でできていることを思わせる。しかし、よくこの島に生活が根付いたものだとも思う。それは美しい風景の落とし子であろうか?

 アマルフィへの船は夕方一便しかない。この船はさらに夜の航路をサレルノまで行く。帰路も船は満員であったが、往路の客と違う。島に泊まる人、イスキア島へ行く人もいるようであった。今度はこの島に一泊してゆっくりしてみたいと思わせるすてきなところだ。


 カプリ島についてはこんなに情報が充実したページ、Capri Island Web Siteがありました。お試しください。  

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