スイス・アルプスの天国、Lago di Lugano
静かな湖面が印象的な美しいルガノ湖。このあたりは町の名前はパラディソと言い、英語の「パラダイス」、高級リゾート地だそうだ。小さな街で道路は一方通行が多い。Manuelaさんがちょっと道を間違えてＵターンしようとすると大きな声が飛んできた。一歩通行だった。 　ルガノは坂が多い。そのはず、山の斜面を使っている。駅から市街地まではケーブルカーが交差する道路をトンネルでくぐり抜けながら続いている。あの道路を歩いてジグザグに下まで下りるとかなりの遠回りになるのでろう。 　のんびりと湖畔に降りて見たいところだが、カローナへの途中、降りるわけにはいかないのが残念だった。運転しているManuelaさんに申し訳ない。ルガノは町の形から「スイスのリオデジャネイロ」とも形容される。ここはスイスで最も天気が良く 、年間日照時間がスイス最長の約2300時間、前日の雷雨の予想も吹っ飛ぶわけだ。ルガーノ湖はイタリアにまたがっているため、昔は潜水艦を使ってイタリアと密輸していたらしい。街の案内を調べると密輸博物館があった。 　写真の景色はカローナから撮ったものだが、サンサルバトーレ山 （標高912m）の山頂から見る景色もすてきだと言う。湖畔でゆっくり過ごしてみたいのは、別荘を持つお金持ちだけではない。		（1, maggio, 2001　6 slides)

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