ヤマとはスロベニア語で鍾乳洞のこと｡リュブリャーナから列車で約1時間半、山間の小さな駅からさらに歩いて15分、鍾乳洞の入り口にたどり着く。入り口には大きなホテルや土産物屋が建ち並ぶ。横目に進むと岩を刳り貫いた入り口がある。そこは地下の鍾乳洞へ降りるためのトロッコ列車の駅舎でもある。雨が心配だったが、乗る頃にはすっかり止んだ。

トロッコ列車に乗って暗い洞窟の中を20分ほど下ると大空洞にでる。そこからは4ヶ国語を話すの4名のガイドがついて案内してくれる。壮大な自然の造形物を目の当たりにしてあっけにとられる。中でもカーテンのような鍾乳石はすごい。帰路、町の中心にあるヤドランという地元料理のお店によったが、地元産の生ハムやカルスト風ローストビーフが美味しかった。