|
|||
モザイクは小さく砕いた大理石に染料で色をつけ、一枚一枚を貼り付けて絵画的に作り上げていく。出来上がった壁画を見るにつけ、その作業の大変さがわかる。 細かなモザイクの一片一片が信仰の思いであるとすると、その壮大な神への思いの敬虔さに驚かざるを得ない。残念ながら、聖堂の中は暗く写真ではモザイクの美しさは表現できていないが、一端を知らせたい思いだ。 サン・ヴィターレ教会の「ユスティニアヌス帝が宮廷人を従えた図」、ガッラ・プラチーディアの廟の「よき羊飼いの図」、「水盤から水を飲む白い鳩の図」は一際美しい。廟の丸天井は星空を思わせる金色のモザイクが埋め込まれて差し込む光に輝いて美しい。 ネオアーニ洗礼堂、サンタポッリーナーレ・ヌオーヴォ聖堂などのモザイクも素晴らしかった。モザイクはラヴェンナに始まり、ローマ、シチリアなどへも影響を与えていった。 ラヴェンナの情報源はこちらから、イタリア地図はこちらからどうぞ。 では、旅をする気分でお楽しみ下さい。 |
(aprile, 2003 6 slides) この街はフィレンツェを追われたダンテが住み着き、神曲をこの地で書き上げたという。その中で彼は、この街のモザイクを称して「色彩のシンフォニー」と絶賛した。
|
||
|
このページに関する御問合せは、noripieまで。Copyright. Noripie All rights reserved.