La Brezza Italiana !!
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13世紀の尖塔の街 Sangiamiano
 フィレンツェから列車で約1時間、小さな駅、Poggibonsi(ポッジボンシ)に着く。さらに行けばSienaだ。駅前にはタクシーが数台、客待ちして声をかけてくるが、バスだとわかると何時にあると教えてくれる。日曜日で本数がすくない。バスになるとすぐにトスカーナの田舎の風景に入る。30分ほどでサンジミニャーノに着く。

 サンジミニャーノは小さな街だが、街の周りの道路はまるで自家用車の駐車場である。街に入ると、観光客でごった返している。わずか1km四方に観光客が押し寄せて満員である。この地方の白ワインはおいしいので有名である。

 街の中に入ってしまうと肝心の尖塔はうまく見えない。建物がぎっしり建っていて、わずかにその隙間から見える感じだ。皇帝はと教皇派が200年にわたってここで血みどろの戦いをしたとは思えない落ち着いた風情である。城壁の中に残る中性の街である。

 ジェラートをほおばるが、これがまた甘くておいしい。Sienaへの接続バスもあり、40分でいける。駅に戻ってきたが列車がない。16時しかないのだ。ホームのベンチで1時間ほど待つ。3世代の婦人たちがやってきたので、老婦人に席をあけるととっても喜んでくれた。優しさは万国共通語だ。念のため、次の列車はフィレンツェへ行くかと聞くと、娘が行くと応えてくれたが、老婦人は申し訳なさそうに、自分は耳が遠くてわからないという仕草をした。ともあれ、列車には注意。






尖塔の街、サンジミニャーノ

(29, Aprile, 2001 6 slides) 

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