La Brezza Italiana !!
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統一イタリアはここから始まった、Torino
 トリノはミラノから列車で約1時間半、ロンバルディア平野をひた走る。駅を出てホテルを探そうときょろきょろしていたら、なんと駅のすぐそばであった。Turin Hotel、貴賓も宿泊するしっかりしたホテルだ。

 北西イタリアの中心地の一つ、言わずと知れた近代工業を支えたFiatの工場が町はずれに大きな敷地を陣取っている。いや話は逆だ、街の中心地には歴史的な建物が集中していて、ミラノにくらべるとこじんまりしてはいるが、歴史風土を残して実に落ち着いた風情を感じさせる、それがトリノの第一印象である。しかし道路はいつも車でいっぱいで、産業都市がもう一つの顔である。

  ローマ通りの両側には、ミラノのモンテナポレオーネ通り、スピーガ通りに比すれば小振りだがブランドのお店が建ち並ぶ。これを抜けると、サンカルロ広場、カステッロ広場へと続き、正面には王宮が有り、左手にはドウォーモが見えてくる。右手はマダーマ宮殿である。これは別ページに詳しい。この右手に更に行くとポー通りである。

 通りの両側は、ここに限った事ではないが、アーケードが延々と続き、軒下は商店街がたくさんある。このあたりはフランスの影響を受けているとガイドにある。そうそう、この町はきれいなマダーマが多い。フランス、ドイツの混血が多いせいだとも言われる。歴史的にはアルプスを越えてくる欧州軍の戦略拠点でもあったことから、文化的な交流も深かったに違いない。

  ポー通りを突き抜けると大きな広場(現在はほとんど駐車場になってしまっているが)があり、その先にポー川がある。川の両岸は緑の多い公園になっており、散歩道などが設けられ、朝夕は犬を連れて散歩する人を多く見かけた。遠くには、***城が見えるが残念ながら行く機会を失った。ポー川の川面を見ていると実に穏やかな気分になる。まるで鏡のように静かな流れを作っていた。囲むように両岸の緑もすてきである。

  駅からは、市電、バスを利用すれば、市内の主立ったところにはすべて行ける。サヴォイヤ家の館、ストピニージもバスで1時間くらいのところにある。別ページを参照されたい。ピエモンテ州公式ホームページ

 ホテルに聞いておいしいピッツェリーエに行った。ホテル出ると左に歩いて5分のところにあるDa Da Umpaというお店だ。夕食を軽く済ませたいときにはお勧めだ、といいながら3日間通ってしまった。アンチパスタもバイキング式に選べるのがうれしい。もちろんお値段もリーゾナブルである。もう一度訪れてみたい、そう思わせる人の親切、町並みである。

遺産を今日に伝える街、Torino


(ottobre, 2001 5 slides) 


 付け足しておこう。カステッロ広場のインフォメーションはいろいろな冊子が用意されているし、実に有用な地図をおいている。散策の際は、これをまず手に入れると良い。「地球の歩き方」に感謝!




 旅の気分で上記からトリノ写真集もお楽しみ下さい。
イタリア地図はこちらからどうぞ。

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