La Brezza Italiana !!
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運河と迷宮が織り成す美しい水の都 venezia
Summer Time in Venice - 旅情 -

 旅情のキャサリン・ヘプバーンがコーヒーを飲んでいるシーンは、サンマルコ広場のカフェ・フローリアンである。この広場はナポレオンをして世界一美しいと言わしめたシンメトリックな落ち着きがある。観光客も多く、広場はいつもごった返しておりカフェはいつも満席である。ベネツィアのカーニバルの小道具を売る土産物屋も楽しい。

サンマルコ寺院はキリスト教文化とイスタンブールのイスラム文化の融合で生れたユニークで美しい寺院。


   水上バス、ゴンドラを使ってゆっくりと2日間ほど費やしたい。街は歩くしかない。それでも、目の前に現れる全てがどこか誘うようで楽しい。カ・ドーロ、サンタマリア・デラ・サルーテ教会など遠くから眺めてもすばらしい建物がある。レトルト橋、ボルバド広場、サンマルコ寺院、広場、ゴンドラの水路の遊びなどステキな景色を楽しめる。

 ヴェネツィアは7世紀に統一されると東西貿易の中継点として発展して1000年の共和国の礎を築き、11世紀にはコンスタンチノーブルから通商特権を獲得、東西貿易を独占し海洋国家として栄えた。十字軍の遠征後、巨万の富を貯え15世紀に絶頂期になるが、後にトルコとの抗争に破れ、18世紀にナポレンオンに占領されると、大航海時代の時代背景もあって急速に衰えていった。

 しかし、120の小島、400もの橋、170以上の運河が織り成すこの街は、水路と石畳が複雑に入り組み、昼なお暗い迷路のような街並みは、水上観光都市としての魅力を十分に備えている。映画「旅情」はまるで人生の迷路を楽しみように、この街を舞台にしてドラマを組み立てている。

 ミラノから列車で約3時間の距離である。飛行機ならマルコポーロ空港へ1時間である。日本からだとミラノから入るしかないようだ。旅情のシーンをしたければ、列車でサンタルチア駅に到着するのが良いだろう。駅の前はもう水上バスの発着場である。映画そのままの雰囲気に浸れる。

 では、旅をするような気分でヴェネツィアの写真集もお楽しみいただきたい。 イタリア地図はこちらからどうぞ。とにかく、ゆっくりと、水上都市のファンタジアをどうぞ!
ヴェネツィアのカーニヴァル

 カーニヴァルのスケジュールは復活祭(移動祭日)から逆算して決定されるため毎年日程は異なり、大体2月から3月にかけて。因みに2002年は2月2日(土)から12日(水)の10日間。このリンクからインフォメーションを見ることができる。

 最初の日曜日の正午に、サンマルコ広場の鐘楼から張りぼての鳩が飛び出し、途中で開いて紙吹雪、風船が舞い降り、 カーニヴァルの始まり。

 広場は熱狂した人々で埋め尽くされます。期間中、土日は混雑のために交通規制などが行われる。期間中の催しのタイムスケジュールがインフォメーションで配布される。宮殿では、有料だが、仮装舞踏会が開催される。ちょっとよってみたい気分になるのは、仮面の開放性からか?

 仮装してサンマルコ広場を歩きたい場合は、帽子、仮面は購入するとして、衣装はレンタルショップがある。一日30万リラくらい。お店は「地球の歩き方」(ダイヤモンド社)をご参照。

 運河には、仮装したゴンドラが浮かび、毎年スポンサーがパレードを繰り出す。夜は、花火大会が圧巻だそうである。残念がら見とことはない。さまざまなレポートから想像するのみ、狭い島の中に引きめく人、暗い海の闇に花火の光が浮かび上がらせる風景は幻想的に思える。

 最終日の10日目は告解の火曜日と呼ばれ、翌日の灰の水曜日から40日間、静かに過ごすLENT(四句節)が始まる。この日からは喧噪の街がうって変わって静まり返り、落ち着きを取り戻す。



 街の中にはたくさんのお店があり、買い物好きな方は楽しいだろう。ヴェネチアン・グラスは実に多様な装飾品を生み出している。ガラス細工の小物、例えばペンダント、ブローチ、お人形などが楽しい。また、革製品も安い。残念ながら革靴などはサイズの問題があり、ここでは扱えない。バッグ、旅行鞄などはいいだろう。

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