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ラヴェンナの街は小さくても歴史を感じさせる落ち着いた佇まいだ。確かに、西ローマ帝国の都があったと言ってもおかしくないと感じさせる。ホリノウス帝とその妹ガッラ・プラチーディアが築いたと言われる街の基礎は、後の為政者も大事にしてきたからだろう。 写真のサン・ヴィターレ教会とガッラ・プラチーディアの廟も6世紀の造りにしては素晴らしい。ネオアーニ洗礼堂、サンタポッリーナーレ・イン・クラッセ聖堂も内装も含めてシンプルではあるが、敬虔な美しさを感じさせる。 駅から右手の静かな住宅地を過ぎて行くと、ブランカレオーネ要塞(Rocca di Brancareone)がある。いつごろできたものか? 城壁の中は公園になっていて、10人くらいの若者の男女がダンスのステップの練習をしていた。鬱蒼とした森の中である。 この公園を越えて右折し、鉄道をまたいで行くと、すぐにテオドリック王の廟がある。6世紀ごろに造られたといわれる。飾り気のないつくりではあるが、一枚岩から削り出せれたドームは一種の威厳がある。 ラヴェンナの情報源はこちらから、イタリア地図はこちらからどうぞ。 では、旅をする気分でお楽しみ下さい。 |
(aprile, 2003 5 slides) この街はフィレンツェを追われたダンテが住み着き、神曲をこの地で書き上げたという。その中で彼は、この街のモザイクを称して「色彩のシンフォニー」と絶賛したそうだ。
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