ヴェネツィアから約1時間､テールエンドの港町。坂道が多く歩く回るには少ししんどい。バスは極めて多く､慣れてしまうとほとんどの観光地に行ける。借りたアパートも坂の上にあったが､バス停がドアの前で助かった。部屋､シャワー室は広く快適だった。キッチンもすべてが揃い完璧である。唯一､ベッドが折畳式できしむのが残念だった。街中にコインランドリーを見つけた。滞在型旅行の我々にはありがたい。

国境の街であったために中世以降多くの戦乱にまみえた。歴史的にオーストリア､とくにハプスブルグの影響が強く､ウイーンを思わせる建築物やソーセージなどの料理に色濃く残る。港町としても栄えた。今でも活気がある街である。イタリア統一広場辺りに出れば多くの美味しいレストランがある。日本人の旅行客は少ないようで､アパートの家主のおばさんがいろいろと気遣いが嬉しい。