La Brezza Italiana !!
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オーストリア国境近くの美しいボルツァーノ/ボーゼン
ボルツァーノ/ボーゼン

(agosto, 2004 6 slides) 

 ミラノから列車で約1時間ちょっとでヴェローナ、そこからさらに約2時間でボルツァーノにつく。ヴェローナからの列車はユーロスターやICと異なり、なんと冷房もない。照りつける陽射しを避けるのはカーテンだが、これを閉めると暑い。窓は開けっ放し、ぶどう園から吹き込む風だけが頼りだ。そう、ヴェローマの街を迂回するようにガルダ湖の東側を走り、やがて山間に列車は入っていく。

 写真はホテルからの眺め、珍しい椅子付のエレベータ、ドゥオーモ、ブドウ畑の中にあるマレッチオ城である。タルヴェラ川の土手は公園になっており、市民の憩いの場所だ。東の方からはイサルコ川が合流して豊かで静かな流れを作り出している。


  ボルツァーノの情報源、それから素敵なソプラボルツァーノのホテルの1つホテルの検索はこちらから、イタリア地図はこちらからどうぞ。 では、旅をする気分でお楽しみ下さい。  
 ヴェローナからしばらく走ると、線路の両側はぶどう畑ばかりが続く。そのはず、このあたりは今世紀に入りワインの大生産地になった。ボルツァーノは、4月にはワインの試飲会、9月には国際見本市が開かれるほどだ。線路の両側の山がすぐに険しくなり、アルプス特有の石灰岩の山肌が迫ってくる。いよいよアルプスの懐へ!

  やがてリンゴ園が景色に交じり始めるとトレントにつく。結構大きな駅で、ここからヴェネツィアへ続く路線がある。やがて夜8時を過ぎ、空気が涼しくなると、ボルツァーノ駅に到着した。

  この街はオーストリアへ抜けるプレンナー峠へと続く街道筋にあり、この峠はアルプスでももっとも低地であったことから古代ローマ時代から流通の拠点として栄えた。東にはドロミテ渓谷がひかえ、現在も避暑とスキーの保養地の拠点として栄え、現在はトレンティーノ・アルト・アディジェ州の州都でもある。

   街に出るとイタリアではあるが、影響が強いことを示すようにドイツ語が併用されている。料理のメニューもピザやパスタに加えて、ソーセージなどのドイツ風料理メニューに名を連ねる。夕べに街を歩くと、空き瓶を利用した演奏家が散策する人の足を止めさせて、長閑な風景に心安らぐ。教会の広場では朝市が開かれていたり、生活観あふれる小さな美しい街である。

    ケーブル−カーを利用して20分ほど山を登ると、ソープラボルツァーノである。ソープラとはイタリア語で「より上の」の意味の通り、美しい高原が広がっている。小さな電車が走り、車窓からはドロミテ山塊を遠望することができる。ゆっくり散策したいものだと思った。

     さて、ドロミテへの一日ツアーに入った。これは別のページに譲るとして、ドゥオーモ広場前のインフォメーションで予約するが、乗り場がホテルと反対側あり要注意だ。バスはドイツのツアーバスで、案内はドイツ語とイタリア語で交互に説明があって楽しかった。


      (appunto - Agosto, 2004)
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