ティレニア海とイオニア海が合流するメッシーナ海峡、対岸にはレッジョの町が見える。この海峡はローマ帝国時代からさまざまな歴史を刻んでいる。何度かの地震、戦争を経験し、街はきれいに生まれ変わってきた。高台の教会に登ると市内、港、そして海峡が一望できる。列車を飲み込んで本土へ渡る大型フェリーも着岸していた。 |
ドォーモとその鐘楼は必見に値する。前の広場には観光バスがひっきりなしに到着し、それを待つようにして土産を売り込む連中がいる。外国人の受けを狙ってか、季節はずれのジングルベルを歌い、小銭をせびる少年がいた。ちょっとさびしい姿である。もっと練習してカンツォーネでも歌えな良いのにと思う。 |